きょうはそういう感じじゃない
きょうはそういう感じじゃない / 感想・レビュー
ばんだねいっぺい
最後の?エッセイだろうか。初期にくらべて、かなりミニマルなったなと思った。「あるある」には、笑った。「ばか」のことは、書かなくてもよかった気がする。才能がない人には冷たそうな人だとあらためて思ってしまったからだ。そう思いたくはなかった。
2023/07/10
おかむら
去年お亡くなりになってしまった宮沢章夫の最後のエッセイ集。この人のエッセイ「牛への道」からなんかずっと好きだったわー。笑いのツボがなんか合う。もう読めないのは残念でなりません。今回よかったのは大瀧詠一の言葉を紹介してるとこ。「日本人は歴史を寸断して考えるでしょ? 忘年会やるからダメなんだよ(笑い)」っての。「こんな素晴らしい言葉があるだろうか」だって。こういうとこが好きなんだよー宮沢章夫。
2023/08/27
kane_katu
★★★☆☆久しぶりに宮沢章夫の馬鹿馬鹿しいエッセイを読んだ。視点も独特だし、文体も独特なんだよな。そうかと思うと、エッセイの次には「自粛への直感的な違和感」なんて真面目な論考もあってギャップもすごい。最後に収録されているロングインタビューは2010年のもの。これからは遊園地再生事業団を一生懸命やります、残された第五の人生を一生懸命やりますよ、と締めている。没後1年が過ぎ、亡くなってしまったのが、今だに残念でならない。
2023/11/23
akarick777
なんでもないようなことを深く考え続けることで生まれる可笑しさ。
2023/07/30
fukui42
初読。寝る前の本。どうでもいいことのつらつら書きだけど、時に言い得ているところも。タイトル、なるいほどな。
2023/09/07
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