魔法物語
魔法物語 / 感想・レビュー
きっち
著者のヴィルヘルム・ハウフは、1827年に25歳の若さで亡くなったドイツの小説家。「魔法物語」は、6編のメルヘンからなる短編集。千夜一夜物語などの影響を強く受けており、舞台も中東の砂漠。旅をするキャラバンのテントのなかで語られる不思議な物語の数々。最後の最後に(ほんとに最後の1行で)、「おおっ!」とびっくりする仕掛けもあり、物語好きにはたまらない作品集である。種村季弘の訳はさすがに読みやすい。難しい漢字もあるが、中学生くらいなら十分楽しめるのではないかな。もちろん大人にもおすすめ。
2019/02/02
Humbaba
魔法を使えるからといって誰もが幸せになれるわけではない。その使い方を誤れば、自分の首を締めることになる。
2010/02/28
金木犀
1983.8初版 河出書房新社 リサイクル 箱詰め
2007/07/04
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