ただひたすらのアナーキー
ただひたすらのアナーキー / 感想・レビュー
林 一歩
自虐ネタに溢れた短編集。嫌いではない。アレンのシナリオ集って翻訳されているのかしら。
2012/08/24
明石
25年ぶりに出たウディアレンの短編集。今作もガバガバ笑いながら読んだ。どれもウディ節が効いていて愛おしいけど、とくに息子が一流幼稚園への入園を拒まれたせいで人生を狂わせてしまう一家の話と、ろくでもないリフォーム業者に新築の家をめちゃくちゃにされる話が好き。ストーリーの馬鹿馬鹿しさは前作から良い意味で引き継がれ、語り口がさらに洗練されてる印象。80年代以降の彼の映画は真面目でしかつめらしいトーンの作品が増えており、かつてのギャグ満載の純コメディを望んでいた1ファンとしては、ユーモア小説の出版はとても嬉しい。
2022/04/21
おにぎり大好き娘。
ウディ・アレン以上にシニカルでウイットに富んだ人っているのかしらん?カッツ・デリカッセンには"The Woody•Allen"というメニューがって、それは超特大パストラミサンドイッチなんだけども。彼がニューヨークを愛しているのと同様にニューヨークもまた彼を愛しているんだろうな。
2016/02/28
たこやき
ちょうどこの間ニューヨークに行ったばっかだったので大学の時以来の再読。朝食に食べたベーグル屋が出てきたり55丁目の駅が出てきたりアッパーウェストサイドのブラウンストーンのアパートが出てきたりニヤニヤしっぱなしであった。そしてこのまどろっこしい日本ではお目にかかれない言い回しである。週末はマンハッタン借りて観よう。
2015/08/21
takao
ふむ
2024/02/12
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