スクロール版 オン・ザ・ロード
スクロール版 オン・ザ・ロード / 感想・レビュー
やっちゃん
改行なし、起承転結のない垂れ流しの文章に序盤で断念しかけた。クスリ不貞窃盗当たり前で全然「いいね」じゃない。目的なくダラダラした旅人は昔は北海道にもよくいた。孤独でストイックな旅が好きな私にはちょっと合わなかったな。
2022/11/08
袖崎いたる
聖なるものを探究する小説。もしくは直線の距離はもっとも多難で、あっちこっちに行くことこそが最短なのだと語る叡智の書。
2019/07/25
袖崎いたる
「「ともかくやろう」なにかはまだ出てくるものだ。いつだってもっと先が、すこし遠くがある──終わりはない。」(p311)……この本に出てくる「時間と路上」の関係がとても深い。深すぎて覗いても暗いまま。降りていくほかない深淵がうかがえる。そんな読書。
2022/11/27
OHNO Hiroshi
p139 本文。引用。 "人生は、父親の庇護のもと、疑う・・・" あとは、スクロールスクロール。流れーる時間。時間は改行がない。
2019/10/16
斑入り山吹
まず最初にいいたいのは、疲れた!!!ってこと。字がぎっしり改行無しが400ページ。そのノリに慣れたのが80ページ過ぎて。面白いと思って身を乗り出したのが200ページを過ぎて。生半可な気持ちでは読めません。でも2回読んでしまった。一体どうしてこんな言葉を選ぶことができるんだろう?文学書く人ならみんな羨ましくなるんじゃなかろうか?という文章がぽんぽん出てくるので (特に後半) うっかり書き写し始めたら大変だった。ニールへの愛の本だ。ケルアックと一緒に、わたしもロード (道) の果てまで到達した。乞う、挑戦!!
2010/11/11
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