オデオン通り---アドリエンヌ・モニエの書店 (KAWADEルネサンス)
オデオン通り---アドリエンヌ・モニエの書店 (KAWADEルネサンス) / 感想・レビュー
きりぱい
『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』を読んだら、こちらも読みたくなるという同じ装丁で同時発売のこちら。そもそもシルヴィア・ビーチが書店を開けたのは、このアドリエンヌ・モニエの協力が大きい。作家たちが朗読する読書会に参加していたのもここからなのだ。文学少女だったモニエが自分の信条を曲げず、作家を育てたり出版にも関わる様子は書店主というより編集者のよう。とはいえ、取り集めた文章からなる回顧録で、なじみの薄い作家も多かったので、ロンドンやイタリアでの何気ない話の方がよかったり・・。
2011/07/28
にかの
私が以前にレビューをあげた『シェイクスピア・アンド・カンパニー書店』の姉妹版と言いますか、その著者であるシルヴィア・ビーチの協力者であるアドリエンヌ・モニエの回想録です。しかしながらこの本はシェイクスピア・アンド・カンパニーを補うものとして読んだほうが良いかもしれません。アドリエンヌ本人がまとまった回想を残さなかったこともあり、断片的な短編集のような形となっているのです。「一方その頃ここでは~」みたいなものが書かれているという感覚で読むべきです。エピソードとしてはやはりロンドン滞在時の話がお薦めです。
2012/09/25
i-CHIHIRO
お気に入りレベル★★★☆☆ 255文字では紹介しきれないので、こちらでこの本を紹介しています。https://ameblo.jp/angel-and-poison/entry-12764397720.html
2022/09/18
Kanou Hikaru
本棚の整理中・・・ 友人・知人に紹介したい本
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