張形江戸をんなの性
張形江戸をんなの性 / 感想・レビュー
あずま
江戸時代の春画を読み解くことで、女性の性意識・文化史をひも解こうという本書。著者も女性。ただし、著者も指摘しているとおり、春画を描いていたのも、鑑賞していたのも「男性」と考えると疑問は残るところ。それでも、驚いたのは江戸時代の日本人の性描写!かなり多くの春画が掲載されているけど、すごい世界。美術作品として観てもいいかもしれません。
2011/07/27
いちはじめ
田中優子は「江戸の想像力」がとても刺激的な論考だったが、浮世絵に出てくる張形その他を解説した本書では、むしろ著者の文章が鬱陶しく感じた。
1999/12/19
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