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フランシス・ベーコン 感覚の論理学

フランシス・ベーコン 感覚の論理学

フランシス・ベーコン 感覚の論理学

作家
ジル・ドゥルーズ
宇野邦一
出版社
河出書房新社
発売日
2022-11-26
ISBN
9784309231204
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フランシス・ベーコン 感覚の論理学 / 感想・レビュー

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wadaya

絵画にはモデルも物語も無い。物語性は絵画それ自体によって作用するものを無にする。写真は説明的、資料的機能を持つが、絵画を本物そっくりに描くことは、絵画の本質を見誤らせやすい。常に写真との矛盾を突きつけられるし、そういう意味では、近代絵画が抽象に走ることで自己として絵画の本質に迫ろうとしたことは理解できる。実際、画家がまっさらなキャンバスの上で仕事を始めると思うのは間違いで、キャンバスの表面は既に紋切型に包囲され、これらと縁を切るところから始めねばならない。これは作家も同じで、初めからすらすら書き始めた→

2024/03/03

Ex libris 毒餃子

フランシス・ベーコンは好きな画家です。具象絵画と評されますが、彼の作品を通じてドゥルーズの思想に触れられて良かったです。

2023/01/22

tyfk

francis-bacon.comにあるカラー画像、色彩がきれいで、モノクロ画像でみたときの印象とはぜんぜん違った。セザンヌへの言及がかなり多く、メルロ=ポンティのセザンヌ論を睨んでの批判的展開、ちとそのあたりの文脈も気になった。

2023/07/14

すべての

ベーコンはドゥルーズの著作を、自分が言ったことを抽象的に書き直してるだけという理由で好ましく思わなかったというエピソードをどこかで目にして、僕は『肉への慈悲』が好きなので理解しやすくなった気がする。

2024/01/06

なかじま

読んではみたものの、まだ理解が追いついていない。なので、期間をおいて再読チャレンジします。

2023/04/15

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