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快楽電流: 女の、欲望の、かたち

快楽電流: 女の、欲望の、かたち

快楽電流: 女の、欲望の、かたち

作家
藤本由香里
出版社
河出書房新社
発売日
1999-03-01
ISBN
9784309242132
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快楽電流: 女の、欲望の、かたち / 感想・レビュー

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Hiroki Nishiyama

大学の授業の副読本として使用。男性は具体的なもの(AVやポルノグラフィー)に対して興奮し、女性はイメージ的なもの(読み物、妄想)に興奮する。男性と女性の性感覚の違いが言葉で説明されている。(当たり前か。体験はできないもの。できれば体験したいものだ。)セックスというのは女性にとって、自分の存在価値を見出すための手段なのか。最高のオーガズムを迎えることのできない女性は、まだ覚醒できていないじょうたいであり、それは一種の自己開発セミナーになっている。制度的・風習的に縛られてきた女性のセックスが自由になった今、貞

2012/03/14

tooka

ディープですなぁ。メインはレディースコミックの評論。そこから女性のセクシュアリティを考察する。「女の子は男の子から選ばれることによってしか自己の存在肯定を得られない。それは社会制度に負うところが大きい」という結論も説得力がある。そこから現代の少女たちへの危惧や期待はあれど、その眼差しは温かい。

2009/06/21

金平糖

B+。再読。

2020/04/16

かぴこ

そうだよ、こういうこと言いたかったの! と、代弁してくれたような気になれる本。代弁してくれたような気になるのは、私も筆者と同世代(と言うには私のほうが10歳ほど若いけど)だからかもしれない。でも、えちぃです。とってもエロティックです。ああ、女が欲情するのはこういうシュチュエーションよね。って、思います。30代後半~40代半ばくらいの女性にはお薦めできる本。それ以下だと、まだちょっと早いかな? それ以上だと、バックグラウンドが一致しなくて理解できないかもしれない。

2012/04/08

Tomomi Hori

愛は権力。それを堂々と発言するのは難しい。個人的欲求不満だととられかねない。そんな難しさを考えさせられました。

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