無人島 1969-1974
無人島 1969-1974 / 感想・レビュー
白義
ドゥルーズ=ガタリ共著時代のインタビューが多く、革命の季節のなかで、下部構造としての「欲望」の発見、それを管理、利用する資本主義へのカウンターの可能性が熱を持って語られる。初期の哲学時代のドゥルーズと比べ、精神分析、政治のドゥルーズの時代となっているが、ある流れ、持続をいかに特定の方向に管理するシステムがあり、またそれに逃走線を引いて転覆を企てるのは、いかにガタリの声が共に響いていても差異の哲学からの自然な帰結と捉えることができる。各批評文もスタイルが決まっていて面白い
2013/11/03
hakootoko
「何を構造主義と認めるか」(檜垣立哉『解けない問い』のブックガイドにあったので、読んでみました。わかりません!)
2021/04/02
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