イラク
イラク / 感想・レビュー
Ecriture
Welcome to the Desert of the Realや『ロベスピエール』と重なるアメリカ・グローバル資本主義・リベラル民主主義批判。イラク戦争がアメリカとイラクの間でなくアメリカとヨーロッパの間の戦争だという分析、レヴィナス・デリダ流の良いユダヤ(イスラム)悪いユダヤ(イスラム)式の論調を退けてパルタージュを見る分析はお見事。民主主義が拷問をアウトソーシングして正当化するときに、ジジェクがフセインを悪としてcaptureできているところに疑問を感じるが、この本のジジェクはとてもキレている。
2012/07/06
チョッチュネ
「テロルと戦争」と対になってると思う。
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