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知の考古学(新装版)

知の考古学(新装版)

知の考古学(新装版)

作家
M・フーコー
中村雄二郎
出版社
河出書房新社
発売日
2006-02-21
ISBN
9784309243696
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知の考古学(新装版) / 感想・レビュー

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JVSTINVS

怯えて手に取ったら、なぁんだ、これは古典語学習の方法論じゃないか(フーコーはラテン語・ギリシャ語学習歴あり)。一般文法抜きでも規則はあり(言説)、それが破調し倒置され(言表)、テクスト講読を繰り返しておぼえていく(集蔵体)。

2024/06/08

ぎんしょう

知だけにフーコーさんは僕たちをチッチッチッといさめてくるのである。

2011/10/20

けん

あれ?わかった気がする。言表が集蔵体を作り、集蔵体が言説を作る。同じ言表で作られた集蔵体でも、規則が違えば違う集蔵体、違う言説。そして様々な言説はその意味によってではなく、差異によってのみ記述される。そして差異によって位置づけられた言説によりエピステーメーが出来上がる。だがエピステーメー自体は閉じることの無い無限の可動的総体。そして考古学とは、差異の記述を本質とする。みたいな話だったと思う。グッと熱くなるところは多いけど、そもそも何のための話なんだ?とかは思った。とにかく読後感が半端ないです。

2010/04/07

抹茶ケーキ

色々ややこしいけど結局は言説、言表、集蔵体が中心概念ってことはわかった。言表が集まって集蔵体を作り、それが集まって言説を作り、それがさらに集まってエピステーメーを作るのかな。図示してくれればたぶん相当分かりやすくなるんだろうけど。構造主義と比べて動的な視点を入れてるところがポスト構造主義的なんだろうな。よく批判されるとこだけど、断絶概念を導入する意味がよくわかんなかった。あと視点の取り方によって言説の配置も変わってくるってところを認めちゃったら、何のための記述なのかよくわかんなくなるのではとも思った。

2016/03/15

わたがしはかせ

????? 久しぶりに1行も理解できない本につき当たった。ざっとつまみ読みしたが論述の対象と目的がわからない。悔しいので周辺勉強してから再読か。

2011/11/05

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