素人の乱
素人の乱 / 感想・レビュー
無友
楽しいデモが始まった!乗り遅れるな!意外と前向きなデモに乗り遅れるな!私が知らぬ間に高円寺が大変な面白さになっていた。現代版百姓一揆を起こした素人の乱のメンバー。彼らが素人の乱の流れを語っています。楽しみは探せばけっこう出てくるものだ。そんなに素敵な美しい事を彼らはやっている訳ではないけれど、何だか楽しそうだ。見ていてこちらも気分が良いもの。
2009/11/12
turutaka
しょせん内輪の馬鹿騒ぎを内輪で振り返るだけの本なのだが、その内輪ノリがサヨク界隈にありがちな権力志向や集金志向ではなく、いかにバカバカしいことをやれるかというところに力点をおいているので、最後まで面白くよめる。だが原動力がそこなので、年を食ったら大変だなという気も。最近の状況を調べてみると凡百のサヨク活動と変わらない印象もある。 (彼らが発行する)ノッピン新聞に「『龍馬がゆく』を連載しようとしていたね。ただ書き写してるだけなんだけど」のくだりは腹抱えて笑った。
2021/01/26
hayate
大変「内輪」な話であるのは著者も認めているのだが、それがどうしてなかなか面白い。ただ馬鹿やってるようにみえて、素人の乱の意図しないところで、運動が広がっていく。反原発デモに知ったので、その歴史を知るにはちょうどいい本。
2012/01/24
・・・と見た。
なんか内輪話ばっかりで、読みにくい…というのが最初に感じた正直な感想です。しかし、それを我慢して読んでいくと、この中に書かれていることの面白さが次第に分かってきて、結局最後まで読んでしまいました。自分の行為が他人にどの様な迷惑をかけるのかについて、考えが甘い気がするものの、様々な目的を持った人たちが自然と繋がって、一つのムーブメントを起こすことの面白さが伝わってきます。自分が、やりたいことをさまざまな事情により断念し、知らず知らずのうちに抑圧された状況にいることを実感できました。好きに勝手にやってみよう!
2011/11/29
readtuktuk
先月読んだ、松本哉『貧乏人の逆襲!』のサイドテキストのような本です。〈我々、貧乏人、役立たず、大バカ、ロクでなし、アホ、マヌケなどなど、その辺をウロウロしているとんでもない奴ら=「素人」が本気になって遊び始めたらどれだけ面白いことになるか?〉と、前書きで松本哉が書いてるけど、その面白いことを、彼ら=「素人の乱」に深く関わってる音楽ライター、二木信が司会役になっての、素人の乱関係者たちの座談会。高円寺にリサイクルショップ「素人の乱」ができるまでの歴史や、これまでのデモ(「自転車を返せデモ」「3人デモ」「PS
2008/08/07
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