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にほん的: それは、ジミでハデなこと

にほん的: それは、ジミでハデなこと

にほん的: それは、ジミでハデなこと

作家
松田行正
出版社
河出書房新社
発売日
2020-05-27
ISBN
9784309256580
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にほん的: それは、ジミでハデなこと / 感想・レビュー

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ヒデミン@もも

図書館の棚で背表紙から草間彌生さんの関連本かと思い手に取ったら違った。グラフィックデザイナーによる日本文化論。期待以上に面白い。マニアックな蘊蓄がいっぱい。布団叩きはハート型。日本では猪の目。エドワード•ドガの踊り子とバカボンのパパ、12世紀の信貴山絵巻で運動表現を解説なんてわかりやすい。小野小町の遺体の絵巻は気味悪かった。吉田兼好の『徒然草』をもう一度読みたい。日本文化論による日本が一番みたいな右翼的な思想が非難されているが、自分の知識不足が恥ずかしい。『にほん的−それは、ジミでハデなこと』やっぱり好き

2020/09/06

Tenouji

装丁でジャケ買い。しばらく積読してたけど、読み始めたら一気読み。日本的デザインに関する、あれやこれや。素人にも適度な深さで、面白かった。各トピックを深堀してみたい。内容が松岡正剛氏の『日本文化の核心』と似ていると思ったら、ツッカムでも対談されてるのね。

2020/08/15

hatman

グラフィックデザイナーによる日本文化論(デザインの歴史探偵)。 日本文化は、忖度を原動力に、外国文化を取り入れながら、違いを違いとして楽しみつつ自己流にアレンジし、花開いた。 (忖度:推理力、想像力、創造力) 日本の水平思考、欧米の垂直思考。(将棋とチェスのコマ、本の置き方、拝む方向) 粋とは、すっきりと涼しげであること。野暮とは、ベタベタして暑苦しいこと。 →夏の蒸し暑さが原点。粋なのは徳のひとつで、余白を踏まえた上での物わかりの早さになる。暑苦しいことは多いことと同じで、余白が無いことになる。

2022/05/05

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