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魔法のホウキ (The Best 村上春樹の翻訳絵本集)

魔法のホウキ (The Best 村上春樹の翻訳絵本集)

魔法のホウキ (The Best 村上春樹の翻訳絵本集)

作家
クリス・ヴァン・オールズバーグ
村上春樹
出版社
河出書房新社
発売日
1993-06-26
ISBN
9784309261874
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魔法のホウキ (The Best 村上春樹の翻訳絵本集) / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

セピア色の繊細で陰影に富んだ絵。ファンタジックでユーモアも効いたストーリー。突然、空飛ぶ力を失った魔法のホウキ。野菜畑に落ちてきた魔女を助けたのは、ミンナという独り暮らしの女性。彼女の家で傷を癒した魔女は、お礼にホウキを置いていきます。飛べなくなってもホウキには、掃除を始めとする家事能力がありました。さらに学習能力も高く、ピアノ演奏までこなすまでに。ミンナにとってホウキはなくてはならない存在になりますが、迷信家の隣人はホウキを「悪魔の手先」と決めつけます。摩擦はだんだん大きくなって、ついに事件が起きます。

2015/03/01

ムッネニーク

86冊目『魔法のホウキ』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 著、村上春樹 訳、1993年6月、河出書房新社) ”色彩の魔術師”と呼ばれる絵本作家オールズバーグだが、本作ではパステルカラーを封印し、全編セピアカラーによるイラストで物語を紡いでいる。ホウキの形を模したかのような縦長の大型版で、そのサイズ感を巧みに利用した立体感のあるイラストの数々は額に入れて飾りたい程に魅力的。ストーリーも茶目気があり、とても可愛らしい作品である。 〈ホウキは深々とお辞儀をし、暖炉に薪をくべ、それからまた違う曲を弾きました〉

2024/07/03

ひらちゃん

魔女の空を飛べなくなったホウキはミンナさんの家に置いていかれた。ホウキにも第二の人生(ほうき生?)があって安心。他の人になんと言われようとホウキと一緒のミンナさん。してやったりで最後はすっきり。落ち着いたセピア色が大人っぽい絵本です。

2017/09/27

ひらちゃん

【再読】掃除好きなホウキ。我が家にも魔女が置いていってくれないかしら?たとえ飛べなくても魔法のホウキに居場所が出来て良かった。この絵がまた見たくなって再読です。

2019/07/04

Rosemary*

【ファンタジー・フェスティバル】セピア色のイラストが物語ととてもマッチした秋の夜にオススメなお話です。ホウキから落ちた魔女を助けたミンナを手助けする飛べなくなったホウキ。一時はどうなることかと思ったが、ユーモア溢れる展開とラストにホッとしました。カボチャがたくさん描かれていてこの季節にもピッタリ☆

2014/10/19

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