猫心―世界の猫に会いたくて
猫心―世界の猫に会いたくて / 感想・レビュー
あじ
2003年刊の写真集だが、猫の可愛らしさは色褪せていない。時折挟まれるエッセイが魅力的で、心を掴まれた。新美さんは現地の方から話を引き出すのがお上手だし、猫に紐付けされるモチーフやアイテムを見つけるセンサーも感度抜群。骨董店の主人がオットマンから離れない故人の愛猫まで引き取ってきたとか、フランスに伝わるという、黒猫に隠された“白”のしるし話が忘れられない。心に残るストーリーが温かかった。
2024/11/06
詩歌
「猫に気に入られるのも悪くないさ。」「せがまれて、刺身にして与える。」どっちも可愛いんじゃぁ、の世界各地の猫スキー達のコメント。ノラでも毛並みが良かったり福々しいフェイスラインなのは、別宅を複数お持ちですか、そうですか。美しい老描、雄々しい獅子のような猫に出会いたい。大きい猫とふくよかな猫の見分け方は、猫下僕なら必須の知識。
2015/08/19
むぎじる
国によって顔の違いがあるのは、人だけではない。猫もまたしかり。特に印象深かったのは、色味。オレンジ色に近い茶色をした猫って、日本で見かけた事がないように思う。猫と人との相思相愛の関係が、たっぷり詰まった飽きのこない写真集。
2012/06/21
きりだんご⭐️新潮部
●図書館
2013/11/11
きさらぎ
猫写真ではこの人の写真が一番好きです。ホッとします。
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