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恐怖の作法: ホラー映画の技術

恐怖の作法: ホラー映画の技術

恐怖の作法: ホラー映画の技術

作家
小中千昭
出版社
河出書房新社
発売日
2014-05-15
ISBN
9784309274898
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恐怖の作法: ホラー映画の技術 / 感想・レビュー

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アキ

恐怖映画のファンダメンタルな理論についての第一部ホラー映画の魅力。2003年岩波書店から出版。第二部はネットの記事を集めた2008年のもの。第三部は2014年本書のための書下ろし。ホラーの脚本を手掛けて来た著者が、ホラーとは段取り、構造であると説くが、観客は慣れがあるため、新たな技法を探し続けねばならない。古典的ファンダメンタル・ホラー映画としてヘンリー・ジェイムズ「ねじの回転」原作のジャック・クレイトン監督「回転」1961、とロバート・ワイズ監督の「たたり」1963、を挙げている。どちらも観てみたい。

2021/11/17

ころこ

実作者の表現論、経験論であり、自分語りです。著者が誰だか知らなかったので、この自分語りが許容できませんでした。いかに観客を惹きつけるかという差異化の法則は、感情密度を高めるあらゆることに応用できそうです。他方で、抽象的で普遍的な「ひとはなぜホラーを欲望してしまうのか」ということは論じられていません。

2019/04/18

三柴ゆよし

なんとなくは知ってた「小中理論」について本人が語ってくれる本だが、理論部分はぜんたいの三分の一に満たない分量。ファンダメンタルのタイトル通り、恐怖とはなにか=私たちは何を怖いと思うかを構造的に追求していく書物で、重複箇所や自分語りの多さがいささか鼻につくが、それなりにおもしろかった。古今東西の怖いを求め続けた人が、特におそろしいと感じた小説が岡本綺堂と内田百閒の小説だったというのにはじぶんでもいろいろと思い当たるところがあり、興味深い。

2021/04/16

こよみ

テイマーズのあの女の子は趣味だったんですね またなにか書いてほしいです

2018/03/11

猫子

『日本の夏は、やっぱり怪談<其の三・和洋折衷>(8月21日-31日)』 ホラー映画と言えばこの人。デジモンの脚本書いてるけど気にするな!『あなたの知らない世界』で土曜日のお昼まを恐怖のどん底に突き落とした超本人。内容は技術的なお話がおおいです。

2014/08/24

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