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ハリス・バーディック年代記:14のものすごいものがたり

ハリス・バーディック年代記:14のものすごいものがたり

ハリス・バーディック年代記:14のものすごいものがたり

作家
C・V・オールズバーグ
レモニー・スニケット
村上春樹
宇佐川 晶子
永井 淳
金原瑞人
出版社
河出書房新社
発売日
2015-08-21
ISBN
9784309276281
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ハリス・バーディック年代記:14のものすごいものがたり / 感想・レビュー

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KAZOO

ハリス・バーディックの謎を見たことから、そのつながりで有名な作家がそれぞれ物語を作ってくれたものです。私はこの中では絵の作者とスティーヴン・キングしか知らなかったのですが、どれも楽しめました。このようなアンソロジーも日本でも出るといいなあと思います。他の方も書かれていますが、英語でも読んでみたい気がします。

2016/03/30

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

ミステリアスな絵本『ハリス・バーディックの謎』に14篇の幻想的な物語がついた贅沢なエンターテイメント。「ハリス・バーディックって誰なんだろう」……と煙に巻かれた気分が今も拭えない。バーディック氏のセピア色の絵にインスパイアされた(という設定になっている)物語は幻想小説からファンタジー、SF、ホラーと多彩。ニューベリー賞受賞者3人、コールデコット賞受賞者2人(一人はオールズバーグ氏)という豪華な顔ぶれに、ラストを飾るスティーヴン・キング氏の『メイプル・ストリートの家』は緊迫感に満ちた悪夢のような話だった。

2015/11/21

ムッネニーク

114冊目『ハリス・バーディック年代記 14のものすごいものがたり』(クリス・ヴァン・オールズバーグほか 著、レモニー・スニケット 序文、村上春樹ほか 訳、2015年8月、河出書房新社) ハリス・バーディックという謎の作家が残した14枚の絵を題材に、14人の作家がそれぞれ小説を書き表したアンソロジー。”ホラーの帝王”スティーヴン・キングや『穴』のルイス・サッカーなど、豪華メンバーが集結。先にオールズバーグ著『ハリス・バーディックの謎』を読んでおくのが賢明か。 〈それは文句のつけようのない 離陸だった〉

2024/08/26

ちゃこばあ

絵から創られた物語、短編なのにどれも想像をはるかに超えて良かったです。C・V・オールズバーグ『オスカーとアルフォンス』はさすがで綺麗な収まり方でしたし、ルイス・サッカー『トリー船長』、スティーブン・キング『メイプル・ストリート』、M・T・アンダーソン『そんなことやっちゃいけない』などが特に意外で楽しめました。ほかにも沢山…。ハリス・バーディックの前提の話が本当に思えてきます…。

2015/12/19

小夜風

【図書館】ちょうど1年前に「ハリス・バーディックの謎」を読んでこの絵本から物語を書いた人がいたら読ませてほしい……と思ったのですが、絵本から25年を経て、こんな素敵な物語が紡がれました♪(私は1年しか待ってないけど、25年も待った人たちはどれ程の喜びでしょうか!) 読んでいて、これ本当に絵が先だったのか?って思いました(笑)。これらの物語の為に描かれた挿し絵だとしか思えなくて……。レモニー・スニケットによる序文がまた面白くて、ハリス・バーディックって本当の本当は一体何者なの!って謎はますます深まるのです。

2015/09/11

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