怪物学抄
怪物学抄 / 感想・レビュー
らぱん
本のつくりや構成など全体にゴーリーっぽい。舞台を模した画面に捻りの利いたキャプションと一緒にクリーチャーが次々と登場する。それらの姿かたちに画風は違うがヒエロニムス・ボスやヒグチユウコを連想するが、山海経や百鬼夜行図のほうに近く、怪物よりは妖怪じみていて愛嬌がある。キモカワだ。観念的哲学的な言葉たちがカタチになって起こす化学変化の面白さ。日本らしさが感じられるし、個人的にはかなり好き。お気に入りの奴らは三体。「視野の拡張」が可笑しく、「自由と運命」の言葉と姿の差に頷き、「無自覚な破壊」に考え込んだ。↓
2020/08/06
わっぱっぱ
わるい心を見つけて。いけない気持ちに触れて。みにくい私を、どうか愛して。
2018/04/04
すい
ゴーリーのようなんだけれど、ゴーリーにしてはシュールさが足りない。なまじ似ているだけに、比べられて損をしているような気がする。
2017/12/13
hnzwd
怪物学の本。緻密に描かれた絵と設定。絵にはゴーリーっぽさを感じましたが、設定のユーモアは日本人かなー。
2017/09/17
anne@灯れ松明の火
隣市新着棚で、パラパラっと。内容紹介によると、「各界から絶賛の声 ! 」だそうだ。私はよくわからなかったが(笑) 怪物といっても、それほど怖くないし、シュールでもない。
2017/08/09
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