すべてのひとに石がひつよう
すべてのひとに石がひつよう / 感想・レビュー
ぺったらぺたら子
そのへんの石を拾ってみる、という行為に何の意味や価値があるか。どういう基準で選べば良いのか。さて、もうそれだけで、いわば社会的に何も頼るもののない、裸の存在とならざるを得ない。スピリチュアル的には勿論色々と根拠や基準や効能があるのですが、そうなるとサプリメントと変わらない訳ですね。そうではなく敢えてそれらは鑑みずに、さあ、自分の好きな石を選んで、向かい合ってみませんか、自分の感覚だけを頼りに。(次の段階として私は、人に石をあげる、貰う、という事を提唱したい。ちょっとオノ・ヨーコ的な視点が生まれる。)
2018/10/07
なま
★★★☆☆石マニアにはたまらない1冊かもしれない。「友達の石を持って無い人はかわいそう」という表現に違和感があり、最初は石は友達を表現し「友達がいない人はかわいそう」だと言っているのか?と解釈したが、あとがきを読むと石を友達の様に持たない人がかわいそうだと地球の欠片である石を見つけて持とう!という事なのだと理解した。自分にベストな石を手に入れるためのルールが10書かれているので石探しのヒントになりそう。1974年に初版が刊行されて以来、多くの人が石(小さな地球)に眼を向けるきっかけとなったそう。9分。
2020/09/07
adu
石好きとしてはたまらない絵本。自分にとっての唯一の石の見つけ方が書いてある。石は、最も身近で、てのひらに入るほどの、宇宙かなと思う。生きることは時に厳しい道のりだけれども、そこにひとりで立ち向かう強さを、石はくれるのかもしれない。孤独の大切さを思う。
2021/10/27
み
またまた石の本。自分だけの、自分のための石を拾うためのルールが書かれている。不思議本。
2021/07/18
ちーこ
小さい頃、石を集めていた。子どもも石を集めていた。何か本能的に、石に惹かれるものがあるのかも。
2020/11/04
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