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木原敏江 ─エレガンスの女王─

木原敏江 ─エレガンスの女王─

木原敏江 ─エレガンスの女王─

作家
木原敏江
出版社
河出書房新社
発売日
2017-10-25
ISBN
9784309278926
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木原敏江 ─エレガンスの女王─ / 感想・レビュー

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neimu

何と言っていいかわからない。この人も私の青春の漫画家だった。中学高校大学、社会人になってからもその影響力は大きかった。美学、生き方、哲学、ロマン、結局大学で万葉集を専攻したのも「美しきこと尽くしてよ」があったから。ドイツをを第二外国語に選んだのもヴェッテンベルクバンカラゲンのため。せっせと欧州に足を運んだのも…。青池保子・萩尾望都との鼎談、胸が詰まる。私の乙女の部分はこの人が作ったといっても過言ではない。野郎の部分は青池節が、SFロマンは望都サマが、今もアラカンの私をがっしりと支えている。秘蔵版1冊。

2017/10/27

阿部義彦

どじえ様の特集号です。なんと行っても木原敏江、青池保子、萩尾望都の鼎談がすごかったです。私は敏江さんは余り嵌ったことは無かったのですが、LALAをリエルタイムで姉が買ってたので、それを読んでたので、記憶に残ってる作品は「摩利と新吾」ですが「銀河荘なの!」も読んだ記憶はあります。当時の少女マンガ家では「SFと神話と時代もの」は受けないので禁じられていたとか、そういう制限がなく好きなものを好きなだけ書かせてくれてのが「LALA」だったらしいです。本当にあの時代のLALAは時代の先端を走ってましたね!

2017/11/07

しましまこ

実は坂田靖子先生の寄稿買いなんだけど、ロングインタビューも萩尾望都先生と青池保子先生との鼎談も面白くって一気読み!茉莉と新吾も夢の碑もリアルタイムで読んでたし号泣したし…色々よみがえる美しいカラーイラストの数々、萩尾先生のおっしゃる良い男祭り!「杖と翼」文庫版は160ページ加筆ですって!知らなかった。大好きな『封印雅歌』入ってます。

2017/11/05

miicha

大島弓子先生の時も思ったのですが70年代中盤から80年代中盤くらいの絵柄には魔力を感じてしまう。堪らない魅力。もっと沢山見たかったです。豪華メンバーによる鼎談もとても読み応えがあり良かったです。とりあえず夢の碑あたりから少しずつ集めていきたいです。

2018/01/12

還暦院erk

本日書店で購入、家に帰るやいなや爆読読了。どのページも「うっきゃあ~~♡」と声に出したいほどハマって読んだ。オマケに蔵書を何冊も取り出してここぞというところを再読してまたうるうる。『日なたへ日かげへのロマンス』『愛しき言つくしてよ』『夢幻花伝』『頭文字(摩利と新吾2)』などなど、題名を思い出しただけで胸に迫ってくるものがある。美しい日本語と豊かな色彩感、無常の世を生き抜く人々の愛と情…木原漫画こそが、美と倫理と「古典のこころ」をガキのわたしに伝えてくださったのだ。木原先生ありがとうございます!

2018/01/21

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