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ここは

ここは

ここは

作家
最果タヒ
及川賢治(100%ORANGE)
出版社
河出書房新社
発売日
2020-06-25
ISBN
9784309290850
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ここは / 感想・レビュー

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旅するランナー

ここは、お母さんのヒザの上です。そこからの位置認識力、空間把握力、空想力、想像力...これだけのものを持ったお子さんの将来性は限りないだろう。それだけに、この絵本は、子供にとって大変貴重な教材になるのではないだろうか。なんてこ難しいことはともかく、優しさと柔らかさと心和らげる、素晴らしい一冊です。

2020/10/17

☆よいこ

絵本。母親のひざの上に座る子供の視点で世界をみる。愛情にあふれている。いいな

2020/08/08

anne@灯れ松明の火

書店等のFBで流れて、気になっていたところ、新着棚で。絵は、100%ORANGEの及川賢治さんだなあと思ったが、作の最果(さいはて)タヒさんは知らず、調べてみた。中原中也賞等受賞している詩人・小説家だった。「ここは、おかあさんのひざのうえ」に始まり、同時に「まちのまんなかでもあります」と続く。「ここ」はひとことでは説明できないことに、改めて気づかされる。見方がどんどん変わり、スケールが大きくなったり、ほっこり温かくなったり。こういう絵本を読むと思う。絵の力を! でも、アイデアを生み出す人も勿論スゴイ!

2020/07/13

かおりんご

絵本。物の見方は一方ではないことを教えてくれます。低学年でも、高学年でも、国語の授業等で使えそうです。

2020/07/15

ツキノ

(E-232)【おとなも読みたい】著者、タイトルともに惹かれ、これはいい絵本に違いない、と直感。その通りでした。気鋭の詩人による文章、いつもとちょっとちがう、細い線で描かれた及川賢治の絵がマッチしている。おかあさんの膝の上にいる子が部屋の中から外を見る。常に軸がそこにあり、広がる世界を描く。自分の立ち位置を確認したうえでの、最後の言葉。子どもが読んでもおもしろいし、おとなが、気持ちがぐらぐらしたときに読むとスッキリするかも。いま、自分はどこにいる?と確認できる。

2020/09/24

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