ここは
ここは / 感想・レビュー
旅するランナー
ここは、お母さんのヒザの上です。そこからの位置認識力、空間把握力、空想力、想像力...これだけのものを持ったお子さんの将来性は限りないだろう。それだけに、この絵本は、子供にとって大変貴重な教材になるのではないだろうか。なんてこ難しいことはともかく、優しさと柔らかさと心和らげる、素晴らしい一冊です。
2020/10/17
☆よいこ
絵本。母親のひざの上に座る子供の視点で世界をみる。愛情にあふれている。いいな
2020/08/08
anne@灯れ松明の火
書店等のFBで流れて、気になっていたところ、新着棚で。絵は、100%ORANGEの及川賢治さんだなあと思ったが、作の最果(さいはて)タヒさんは知らず、調べてみた。中原中也賞等受賞している詩人・小説家だった。「ここは、おかあさんのひざのうえ」に始まり、同時に「まちのまんなかでもあります」と続く。「ここ」はひとことでは説明できないことに、改めて気づかされる。見方がどんどん変わり、スケールが大きくなったり、ほっこり温かくなったり。こういう絵本を読むと思う。絵の力を! でも、アイデアを生み出す人も勿論スゴイ!
2020/07/13
かおりんご
絵本。物の見方は一方ではないことを教えてくれます。低学年でも、高学年でも、国語の授業等で使えそうです。
2020/07/15
ツキノ
(E-232)【おとなも読みたい】著者、タイトルともに惹かれ、これはいい絵本に違いない、と直感。その通りでした。気鋭の詩人による文章、いつもとちょっとちがう、細い線で描かれた及川賢治の絵がマッチしている。おかあさんの膝の上にいる子が部屋の中から外を見る。常に軸がそこにあり、広がる世界を描く。自分の立ち位置を確認したうえでの、最後の言葉。子どもが読んでもおもしろいし、おとなが、気持ちがぐらぐらしたときに読むとスッキリするかも。いま、自分はどこにいる?と確認できる。
2020/09/24
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