羽生善治の受けの教科書
羽生善治の受けの教科書 / 感想・レビュー
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入門初心者向けの将棋の教科書でした。受けの手筋だけではなく、考え方についての分量が多いので非常にためになるし面白い。実践的な受けやしのぎの形も出てきて必修だと思いつつも、終盤に羽生先生の棋譜から出題される次の一手問題が、説明されればなるほどと思うのだけど、そこから勝てる気がしないのは仕方ないところだろうか。しのぎのテクニック紹介で、同じ盤面なのに本当にちょっとだけ持ち駒や、配置が変わっただけで、見える景色が違ってくる問題があって感動した。読み仮名が振ってある書物だが、読み応え十分だった。
2021/09/09
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