メディチ家の滅亡 (河出文庫 149B)
メディチ家の滅亡 (河出文庫 149B) / 感想・レビュー
mahiro
かつての栄光は亡く、トスカーナ大公家としてフランスやハプスブルグ家に圧迫されやがて子孫が途絶えてしまうメディチ家の姿が描かれている。この本を初読した若い頃の私はメディチというだけで衝動買いして困惑したろうと思う(^_^;、最後のメディチ、アナ・マーリアの遺言のおかげでフィレンツェの至宝の数々が現代に残った事や強烈すぎる大公妃マルグリートやコシモ三世の凡庸ぶりが印象に残った。フランス王妃カトリーヌは兄家系でマリーは弟家系・・同じメディチでも違うのか。
2016/06/02
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