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漱石先生雑記帳 河出文庫 (河出文庫 169A)

漱石先生雑記帳 河出文庫 (河出文庫 169A)

漱石先生雑記帳 河出文庫 (河出文庫 169A)

作家
内田百間
出版社
河出書房新社
発売日
1986-01-01
ISBN
9784309401409
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漱石先生雑記帳 河出文庫 (河出文庫 169A) / 感想・レビュー

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kera1019

百けん先生の想いの強さっていうか思い込みの激しさというか、漱石先生への真っ直ぐな気持ちが子供っぽくもあり真面目で「鼻毛」のエピソードなんかいかにも百けん先生らしくて面白い。

2013/06/18

遠藤三春

別の本で読んだなー。ページ数少し違う?相変わらず漱石先生大好きだな。面白エピソード多数。しかし遺服や作品はともかく、鼻毛の保存はやめれ。居留守通じなくて、いないといったらいないよと、自ら出て行く漱石先生まじぱねぇw日本一の文豪に、お金借りれたり、ひょいひょい会えたり、手紙のやり取りできたり、この時代はすごいなあ。そして後の大作家たちがばんばん集まるのは、読んでて溜息。百間先生が漱石のことを本当に尊敬していたことがわかる。「しかし勿論私は行きました。」良い本だ。

2012/03/03

シュトラウス

内田百閒による漱石とのエピソードが紹介されている。同じエピソードが何度か出てくる。寄稿した先が異なるのを編纂したのだろう。何度も同じ話を繰り返されると、頭に叩き込まれて、まるで自分ごとのように錯覚する、といっては大袈裟か。 個人的には、「遺髪」の項で、なかなか興奮した。あの「吾輩は猫である」の髭を原稿用紙に植え付けるシーンは、なかなかインパクトがあり、記憶に強く残るものだった。

2024/06/12

零水亭

漱石先生死去のニュースで、翌日亡くなった大山元帥の訃報が目立たなかっと、この本で初めて知りました

ゆきのすけ

文鳥を袂に入れて漱石先生の家に連れて行ったお話が好き。「漱石先生の「文鳥」(中略)記述された中身を見ると、(中略)随分乱暴な飼い方をせられたものだと思ふ」とあるように鳥に対しても細やかにたんたんと愛情を注いでいるように感ぜられる。

2014/01/18

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