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シンデレラボーイシンデレラガール (河出文庫 は 1-13 橋本治コレクション)

シンデレラボーイシンデレラガール (河出文庫 は 1-13 橋本治コレクション)

シンデレラボーイシンデレラガール (河出文庫 は 1-13 橋本治コレクション)

作家
橋本治
出版社
河出書房新社
発売日
1992-09-01
ISBN
9784309403441
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シンデレラボーイシンデレラガール (河出文庫 は 1-13 橋本治コレクション) / 感想・レビュー

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うえ

「アラビアのロレンスは、「運命は自分の手で切りひらくものだ」といった。そこで僕は、「僕は運命を信じない運命論者だ」って言う。片一方は人を勇気づけるし、片一方は人に「バカか⁉」と思わせる。マァいいけどさ、ちょっと、ここら辺の矛盾を解明してみようね…ついでに言うけど、"運命論者"って、運命を信じて運命に殉ずる人のことね。歴然と矛盾でしょ。ところがこれは矛盾じゃないかもしれない。なぜかっていうと、おもしろいから。…この"運命"に関する二つの矛盾は、勇気づけられたり、笑えたりするから、矛盾じゃないのかもしれない」

2020/01/23

♨️

まっさらの赤ん坊や子供だったころ、きみは、カッコよくなれ、可愛くなれと言われて(あるいはもっと「民主的な」親なら)なるな、と言われて育ってきた。きみは、そう言われながら、自分自身のカッコいい、かわいいを見つけようとしていた。でも、きみは、どこかでそれに挫折しちゃったんだよね(挫折してない? それなら、きみは望みが叶わなかったこともなければ、そもそも何かを強く欲することをしたことだってないのかもしれない)。それで、全てを諦めて「普通の人間」になった。

2021/09/25

s_n

数年ぶりに再読。著者曰く「人生の実用書」。はじめて読んだときはしつこく語りかける文体などが衝撃的な作品だったが、今読んだら青すぎて恥ずかしくなった。随筆だが『ライ麦畑』のような小説だと思うと読みやすい。

2012/03/31

ネルシュン

橋本治らしい、橋本治にしか書けない本だと思いました。

2022/01/31

夫婦善財餡 汁粉

 覚えているのは「さもしい人にはなりたくないなぁ」という自身の感想。待ちの姿勢とか,たなボタ待ちではなくて自ら果敢に前進し,つかみ取りたいものです(って何を?)

2015/11/30

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