’89 上 (河出文庫 は 1-14 橋本治コレクション)
’89 上 (河出文庫 は 1-14 橋本治コレクション) / 感想・レビュー
ドント
1989年。天皇が崩御し昭和が終わり、手塚治虫が死に美空ひばりが死に、天安門事件が起き「おたく」の宮崎某が幼女を殺して逮捕され、消費税導入が決まりリクルート事件があり自民党が選挙で負けて女の党が大勝した、そんなとんでもねえ年の前後に、ひとりの男が何を考え何を記したのか、その記録。まだ上巻なのだけど、1989年の話でありながらこちらにビンビンに響いてくる。その響いてくるもの、つまり著者が言いたいことはつまるところたったひとつだったりする。続きは下巻で。
2013/06/04
笠井康平
「ジャーナリストたちの89」からすでに20年。
2013/03/22
サバカレー
読了。下巻に続く。
2023/10/05
ygreko
90年 マドラ出版の厚くて軽い一冊。
2019/07/06
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