なぜ、猫とつきあうのか (河出文庫 よ 2-3)
なぜ、猫とつきあうのか (河出文庫 よ 2-3) / 感想・レビュー
林 一歩
「猫と暮らしたい症候群」再発しました。40歳を越えたオトナですので、ルールを逸脱してこっそり飼い始める事もできず、町を闊歩する猫ちゃんを眺めてはため息を吐く毎日です。恋みたいなものです。
2013/04/28
ymazda1
吉本家の猫本としては、長女のハルノ宵子さんの「それでも猫は出かけていく」へと続く、その序章みたいな位置づけかなあ。。。 漱石の「吾輩・・・」の時代、吉本さんの子供時代、この本の書かれた1990年代と、時の流れの中での、人と猫との、社会的な規範という意味での関係性の変質みたいな話は、示唆的に思えた。 たとえば、いま現在、これが答えみたくに語られている「猫はこう飼うべき」みたいな話は、どれくらい普遍的なものなんだろうだとか。
楓
インタビュー形式だからか、重複や繰り返しが少し気になったが、猫好きとしては、共感できるところが、多々ありました。 精神の自由度、孤独の自由度をのところが示唆的。
2016/04/24
Yuki Iwahashi
吉本家の5匹のにゃんことの生活を通して、猫にまつわるあれこれをインタビュー形式でまとめた本。私はにゃんこと暮らしたことはないけども、一緒に生活している人はそうそう! と納得することも多いのかな。個体差はあるにせよ、元々ノラだった子は、野良の気質がなくなることはなく、その子供はより人間に慣れ、さらに三代目にあたるその子供は人間にさらになつくという話は、きっとそうなのだろうな。外の世界を知っているかどうかって大きいのだろう。いつかはにゃんこと暮してみたいわ。
2014/01/31
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