妻と私と三匹の犬たち (河出文庫 え 3-1)
妻と私と三匹の犬たち (河出文庫 え 3-1) / 感想・レビュー
ゆうゆう
三匹のコッカー・スパニエルの娘、ダーキイ、アニイ、パティとの日々。犬から娘度のあがる付き合い。可愛くて可愛くて、仕方ないよね。が、あふれてくる。それだけに、妻に先立たれて、病に倒れた後の、江藤氏の最後がさびしい。
2020/07/19
うえ
「八月二日には摂氏三十度まで気温が上がりました…軽井沢銀座の旧道には…焼きソバのソースの匂いがたちこめて、若い人がゾロゾロ歩いているだけですから、暑苦しくてやりきれません…ゲームセンターのようなものができて、新宿あたりの盛り場の一角を切り取って軽井沢の旧道に運んだ、とでもいうような趣きを生じていることです。その周辺にむらがっている若い男女の顔がまた、例年にも増して少しも美しくない。これだけ人がいるのだから、一人や二人はキリッとした若者らしい顔をした男女がいてもよさそうだと思うのですが」
2017/01/26
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