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狐狸庵食道楽 (河出文庫)

狐狸庵食道楽 (河出文庫)

狐狸庵食道楽 (河出文庫)

作家
遠藤周作
出版社
河出書房新社
発売日
2006-12-05
ISBN
9784309408279
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狐狸庵食道楽 (河出文庫) / 感想・レビュー

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犬こ

遠藤周作が好んだ食、お酒、嗜好品を中心としたエッセイ。遠藤さんの年代だとワインのことをさかんに葡萄酒と呼んでいたのが時代だな~と感じました。パクチーもタイ料理に必ず入るあの香料の強い野菜という呼び名で。現代と比較しながら読むと、ますます面白い。

2016/05/28

がんもどき

何度目かの再読。さすがに百年ほど前の人だけあって、しょっぱなの「メシ」「風呂」「寝る」は今の人には受け入れられないだろうなという感想を持つが、全体にペーソスあふれたいい本だと思う。お酒の話などしみじみとした味わいがある。

2024/02/07

ふうちゅけ

遠藤周作没後10年にまとめられたエッセイ本。最初のエッセイは綾小路きみまろがおばさん相手にあーだこうだ言うなら、こちらは狐狸庵先生が親しみを持って若い人に向けてあーだこうだ言うようなエッセイでユーモアあり、落としどころありの楽しい話。他、哀愁漂うものもあれば、美味しいエッセイもありで楽しめた。文章のカツオのほうが美味しいって悔しがる狐狸庵先生は可愛い。1974年~1994年に書かれたもの。(初版2006年12月)

2017/12/19

niz001

遠藤周作は初めてかと思うけど、亭主関白至上主義というかそこはかとなく漂う偉そうな感じとか口に合わない。『どうしたわけか』山形でサクランボがいっぱい出たり、ワケノシンノスが『肛門』だけだったり、と中途半端な知識も目立つ。お客様はカミさまですも誤用のままやし。

2016/04/28

すのさん

面白かった!剽軽な雰囲気もあってひょいひょいしてて好感がもてた。ユーモアあり、渋い面もあり、読んでて楽しいエッセイでした。狐狸庵先生のファンになりました!

2018/02/26

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