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好色五人女: 現代語訳 (河出文庫 古 1-11)

好色五人女: 現代語訳 (河出文庫 古 1-11)

好色五人女: 現代語訳 (河出文庫 古 1-11)

作家
井原西鶴
吉行淳之介
丹羽文雄
出版社
河出書房新社
発売日
2007-03-01
ISBN
9784309408408
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好色五人女: 現代語訳 (河出文庫 古 1-11) / 感想・レビュー

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記憶喪失した男

井原西鶴の「好色五人女」「好色一代女」「西鶴置土産」を収録。「好色一代女」はすごい名文調で、江戸文学ではすごい傑作なのかもしれない。

2022/11/20

はる

お夏は清十郎に心を惹かれた。それからは日夜心を傾け、清十郎に魂を奪われて脱け殻のようになり、昼見る花も夜のよう、夜見る月が昼のようで、雪の明け方の光も白くは見えず、夕方のほととぎすの声も耳に入らず、盆も正月も分からず、朦朧とした気分になってしまい、恋情は目つきや言葉のはしはしにもあらわれた。

2018/05/02

rinrinkimkim

酒井24。お夏清十郎など歌舞伎舞台でよくかかる物語の原作を現代語訳。たった150年でも現代語訳が必要でその現代語訳からも50年経ってて、日本語ってどんどんアップロードされてる。母国語は1300年変わっていないのにね。舞台先行のためなのか、原作はどうもさっぱり感があります。たっぷりしっとりと心情を表現は演劇ならではだったんでしょうか?さくっと逃げたり、鐘たたいたりで・・・逆に言えば舞台の演技がくどかったのか?

2022/05/18

妃柚

『好色五人女』のみ読了(図書館への返却日が来てしまったため、他の話はまた機会があれば読みたいです)。

2012/02/21

ダージリン

割と落語が好きなのだが、基礎知識として大いに役に立つ気がした。遊女の世界もまあ実に凄いものだし、入れあげて没落していく男達もまた然り。「好色一代男」でも思ったことだが、どこまで当時の実情を反映しているのだろうか。

2016/09/03

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