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玉手箱 (河出文庫 こ 9-1)

玉手箱 (河出文庫 こ 9-1)

玉手箱 (河出文庫 こ 9-1)

作家
小手鞠るい
出版社
河出書房新社
発売日
2007-07-01
ISBN
9784309408552
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玉手箱 (河出文庫 こ 9-1) / 感想・レビュー

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ぶんこ

最初の2作は、涙、涙で読み終えました。小手鞠さんの作家処女作の「おとぎ話」と、この2作とを一緒の文庫に入れて欲しくなかったです。 子持ちの方々には、是非読んでいただきたい。 田辺聖子さんの解説は、違和感を感じました。

2014/01/12

hiromura

子供を産んでない女性が主人公の3作。私が30代の頃に出会っていたら、悲しくてたまらなかったかもしれない。著者の本をたくさん読んでから、こんなお話もあったと知った。子供のいる女性にも読んでほしい。

2013/01/20

おさと

痛い。重い。自然に逆らってまで子供を望む対価なのか。男性/女性、既婚/未婚、子供を望む/望まない、など立場の違いで様々な受け取り方の出来る話。

2012/12/28

tenma

「ママ かえろう」表題作は全てこの言葉に集約されている。▼この人は時々怖い話を書く。他人の信頼・信用の影にある本質。相手の無邪気さに対抗する隠された本心(悪意とも言える)。「おとぎ話」は本当におとぎ話であって欲しい。

2012/11/06

バーベナ

独身・既婚・子供のあるなし・離婚・・・。誰が決めたのか分からないランク付けによって、知らず知らずのうちに傷ついてしまう心。不妊治療に挑む女性の心と体の痛み。行間にもいろいろな想いが詰まっていて、読んでいるだけで胸が痛くなった。

2011/07/03

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