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アンフェアな月 (河出文庫 は 13-2)

アンフェアな月 (河出文庫 は 13-2)

アンフェアな月 (河出文庫 は 13-2)

作家
秦建日子
出版社
河出書房新社
発売日
2008-05-02
ISBN
9784309409047
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アンフェアな月 (河出文庫 は 13-2) / 感想・レビュー

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absinthe

前作よりも好き。absinthもちょうど小2の娘がいて、原麻希や雪平が大好き。設定は作為的過ぎて、ミステリとしてはどうかと思うが。どこか人間界の俗な世界観とかけ離れた、宇宙は開いてくか閉じてくか、こんなテーマが時折顔を出すのが楽しい。自分もよくこういうテーマで思いにふけるのが好きだから。一見無関係のテーマが、日常を生きる僕らの世界と実は繋がっていた。犯人の説も面白かった。この作品はテレビより小説向きだ。

2019/03/15

イアン

★★★★★★★★☆☆舞台化もされた雪平夏見シリーズ第2弾。生後3ヵ月の女児が、母親が目を離した僅かな隙を突いて誘拐される。具体的な要求をしない犯人と証言が揺れる母親。やがて女児の衣服が遺された山中から恐ろしいモノが発見され…。前作以上に躍動感があり、あっという間に読み終えた。「被害者が最期に見たもの」を再現する雪平の儀式がちゃんと実を結んだのにも驚いた。奇を衒ったような場面展開の斬新さは脚本家出身の著者ならではだが、巻頭の「登場人物」が23人もいるわりに約半数がほぼエキストラの役割しかなかったのが惜しい。

2022/06/03

青葉麒麟

愛娘【美央】との会話シーンが何気に好き(^ー^)なんて不器用なんだろう。

2011/12/01

ALATA

生後3ヶ月の娘が誘拐された事件に挑む雪平夏見。「人生で確かなものは一つしかない。いつか、死ぬことだ」容疑者のアンフェアな言動に事件は混迷を深めるが、公開捜査あたりからスピード感が増してサクサク読了。安藤とのコンビもクールに決めるあたりがかっこいい。★4※読んでる間ずっと篠原涼子さんをイメージしていた。映画同様、おもしろかった。

2022/04/23

ミエル

軽すぎる。でも面白い。大人向けラノベだと思えば良いのだろう。よく出来たシリーズだと思う。雪平を始め、キャラの固まった登場人物達がスピーディに動き回る様は、箸休め読書に最適。それにしてもドラマの印象が強いせいか、安藤が健在なのが不思議。パラレルワールドみたい。

2019/03/24

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