KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

澁澤龍彦書評集成 (河出文庫 し 1-52)

澁澤龍彦書評集成 (河出文庫 し 1-52)

澁澤龍彦書評集成 (河出文庫 し 1-52)

作家
澁澤龍彦
出版社
河出書房新社
発売日
2008-10-03
ISBN
9784309409320
amazonで購入する Kindle版を購入する

澁澤龍彦書評集成 (河出文庫 し 1-52) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ソングライン

日本文学、日本芸術・文化、外国文学そして外国芸術・文化に関する書物に対する作者の書評が集められています。膨大な知識に裏打ちされた本の背景の紹介、主題への考察は素晴らしく、時に顔をだす厳しい物言いやエロティシズム、幻想小説に対する偏愛も面白く感じます。読みたい本を探すというより、書評自体を楽しむ内容で、作者は少しやさぐれた、知の巨人という印象です。

2021/03/03

yogi

携帯を横に置きながら読み続けた読むだけでは賢くなる訳でもなし携帯で調べた色々も覚えてる自信もまったくないが読了後はなんとなく心も頭も少し自分の知らない上の世界を階段であがりきった気になって肩で息をするかのように少し読み方が気になる雁をかりと入れてしまった。確かにそこが気になっていた。が大股開きに釣られてしまった私はウロウロ開き閉じ開き閉じで自分の愚行に気がつき乱行までで開くのをやめた。が待て決して愚行ではないと思い直したが時間貧乏な私は激しく攻めることが苦手なので静かに手を置きじっととめた。

2014/10/02

コウみん

澁澤龍彦が書いた書評エッセイ。 日本文学と外国文学に分かれてある。 後ろにはエロ文学評論も書いてあり、澁澤龍彦らしいと思った。 特に『ロリータ』は澁澤龍彦の観点が知りたかった。 元々、こんなエッセイを一杯書いていた人だが、これは澁澤龍彦らしい本だと思う。

2018/06/29

ハルト

まさに豪華絢爛。この本に名のあがっている書物すべてを読破し、手もとに置きたい衝動に駆られる。本質を捉えそれを的確にあらわす見事さには、ただもう脱帽。とてもおもしろく読めた。書評中、足穂の名をことのほか多く散見できたのがうれしかった。

2008/10/07

水蓮

やっと読めました。澁澤の書籍はかなり体力使うので、気合のないときには読めない。しかしどれも読んでみたいものばかり。やはり澁澤は澁澤でしかありえないんだ。

2009/06/28

感想・レビューをもっと見る