闇の中の黄金 (河出文庫 は 14-7)
闇の中の黄金 (河出文庫 は 14-7) / 感想・レビュー
ゆう
★★★★☆ 30年近く前にハマった半村良を再読。不運続きのフリーライターが邪馬台国モノの企画に抜擢され、国東半島へ飛ぶ。邪馬台国伝説とマルコポーロが絡んだ伝奇ミステリかと思えば、ラストでどんでんがえし喰らいました。やっぱ半村良だもんな(いい意味で)。昭和54年発行の作品だけど、古さは感じさせない。楽しかった^^
2011/02/11
松田望
狐につままれたような話。主人公もそう思っただろうが、僕はもっとだったよ。何だったんだ?
2013/05/31
さりゅ
「闇の中」ってより「藪の中」って終わり方でした。伝奇ミステリーはやっぱ良い。30年程前の作品だけど古さは感じない。邪馬台国の場所については、今は畿内説が有力みたいらしいですねえ。
2012/03/05
オクラマン
自分には偏見があって、昭和から平成初期の男性作家の書くものはだいたいハードボイルド、おじさんが主人公でなぜか若い女に惚れられる夢小説なんだろうという捻くれた心持ちでいつも読み始めてしまう。 結末が、残りページから逆算した「情報の容量」みたいなものである程度予測できたのは残念ではあるけれども個人的に新鮮な驚きがあった。 「閉ざされた森」という映画を思い浮かべた。 2003年公開の映画だ。対して本の初出は1976年。 ご都合主義と言われることはあるものの、お気に入りの映画の余韻を昭和の小説から味わえるとは。
2022/08/27
ウィック&ぺディ
★★★★☆
2018/08/04
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