NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫 お 20-1 書き下ろし日本SFコレクション)
NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫 お 20-1 書き下ろし日本SFコレクション)
- 作家
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2009-12-04
- ISBN
- 9784309409948
NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫 お 20-1 書き下ろし日本SFコレクション) / 感想・レビュー
けい
SF作品を集めた短編集。外れなくどれも当たりって感じの選りすぐりです。いわゆる宇宙を題材にしたものから、独特な世界観で繰り広げられる作品まで、幅広く収録されていたのも良かった。でも伊藤計劃の「屍者の帝国」(未完)が改めて悲しい。
2016/06/11
bowmorelover
ついに手を出してしまった…前々から読んでみたいと思い、衝動的に買ってしまった。どの作品も面白すぎる。ほとんどの作家さんは読んだことがなかったが、どれも面白かった。特に小林泰三、山本弘は面白かった。あとは相変わらずの円城塔。さすがの飛浩隆。傑作を予感させる伊藤計劃、未完が残念でならない。日本のSFは明るい!!
2011/11/03
キキハル
書下ろしのSFアンソロジー。真正面からSFの顔した作品群でお得感満載。どれも面白かったけれど「隣人」だけはごめんなさい。リアルな臭いがまとわりつくようで。これをそれほどの熱情込めて書き切るというのもすごい才能だなあと思ったり。「エンゼルフレンチ」はどこか懐かしい感じですね。『ほしのこえ』を思い出したりしました。「ゴルゴンダ」は困っているように見えて弾けるような幸福感がいっぱい。そしてやっぱり「屍者の帝国」は完成したらどれほど面白い作品になったのだろうと想像すると残念でなりません。本当に読みたかったなあ。
2011/05/17
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
読みやすいモノと読みにくいモノの差が激しすぎる。ここらへんがSFが人気が出ない原因かもなぁ。ちなみに私のお気に入りは「忘却の侵略」と「エンゼルフレンチ」と「自生の夢」。それにしても絶筆の「屍者の帝国」は大傑作になりそうな気配がするだけに、惜しすぎる。
2011/02/03
Fondsaule
★★★★☆ 書き下ろしのSF短編集。 贅沢な文庫本だ。北野勇作「社員たち」、小林泰三「忘却の侵略」、藤田雅矢「エンゼルフレンチ」、山本弘「七歩跳んだ男」、田中啓文「ガラスの地球を救え!」、田中哲弥「隣人」、斉藤直子「ゴルコンダ」、牧野修「黎明コンビニ血祭り実話SP」、円城塔「Beaver Weaver」、飛浩隆「自生の夢」、伊藤計劃「屍者の帝国」全11編。 「屍者の帝国」は、長編の絶筆の冒頭部分。 続きの部分は円城塔さんが完成させた。「忘却の侵略」「七歩跳んだ男」とかが好きだ。
2019/07/10
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