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裁判狂事件簿---驚異の法廷★傍聴記 (河出文庫 あ 15-2)

裁判狂事件簿---驚異の法廷★傍聴記 (河出文庫 あ 15-2)

裁判狂事件簿---驚異の法廷★傍聴記 (河出文庫 あ 15-2)

作家
阿曽山大噴火
出版社
河出書房新社
発売日
2010-05-01
ISBN
9784309410203
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ジャンル

裁判狂事件簿---驚異の法廷★傍聴記 (河出文庫 あ 15-2) / 感想・レビュー

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しーふぉ

裁判の傍聴記。監禁王子や元ドリカムの覚せい剤事件、ニセ有栖川宮詐欺事件など有名な事件が多かったです。なかなかニュースにならないですが、裁判中はこんなに摩訶不思議なことが行われているですね。

2014/05/10

Taka

裁判中のやり取りにスポットを当てた本。当然強烈なものばかりを選んでいるのだろうが、我が国最難関試験を突破した方々が稚拙な自己弁護をしっかり聞いてやっていると思うと頭が下がる。自分の世界に浸れる人間って楽しいとも思うけど法治国家なので行き過ぎは裁判だぜ。監禁王子。公務員のやり過ぎ天下り。事故を起こした会社の責任は誰か取るのか。素人が裁くとは。訳わからんものを盗む人たち。借金転落。刻々と時は経ち大衆は忘れゆく。全てを分かったつもりになっている方が厄介だ。興味がないのが1番正しい。傍聴権利をバッサリ切捨ての後書

2022/05/04

ツキノ

積読本-27 おもしろかった。裁判傍聴記、つっこみが鋭いというよりゆるいんだけどツボをついていて。それにしてもこんなにざっくばらんなのかしら?事件が新聞記事になってもそれはごく一部の情報であるということは、いつもどこかで覚えていた方がいい。「裁判が真相解明の場ではない」というのはなるほどね~あとがきに「事件を知った気になって、裁判を傍聴して、すべてを分かったつもりになっているのが一番やっかいでしょ」と。のスタンス、いいな。「裁判Showに行こう」はいまも連載中なのね。

2014/05/30

澤水月

“監禁王子”やニセ有栖川宮詐欺など有名事件の知られざる展開も面白いが、終盤のバンド仲間暴行は考えさせられた。ギターが下手すぎ(!)先生(?!)の教室に遅刻など理由。25歳、成果出さねばとイキる加害ボーカルの空回り感。動画配信もサブスクもなかった05年。真剣で、おかし悲しい青春…まだバンド志望者界隈こういうのもあったなぁ。この件での裁判官と著者の視点も納得。「無許可ビートルズ演奏」著作権侵害問題での筆致など、一般にはまだJASRACのこと知られてなかったな(今、なぜか素人外野が知りたてで監視うるさい感)

2024/04/27

マコ

なんか読んだことあるのばっかりだとおもったら、「被告人、前へ」の文庫版だった…。でも裁判員の章がすごくよかった。やっぱり突き詰めすぎると変な方向にいくんだなぁ。

2016/12/07

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