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NOVA 6---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)

NOVA 6---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)

NOVA 6---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)

作家
宮部みゆき
牧野修
北野勇作
斉藤 直子
蘇部健一
樺山三英
松崎有理
高山羽根子
船戸 一人
七佳 弁京
大森望
出版社
河出書房新社
発売日
2011-11-05
ISBN
9784309411132
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NOVA 6---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫) / 感想・レビュー

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キキハル

読了するのに時間がかかった6巻目。新人作家たちの勢いのある文章と、奇想天外な設定を楽しんだ。「十五年の孤独」の粘り強さに圧倒され、さぞ脚力が鍛えられただろうと想像し、「白い恋人たち」ではタイトルの妙と、再会した守衛のおっちゃんに懐かしさを感じた。片やベテランの熟練した筆さばきは馥郁たるものがある。牧野修と宮部みゆきのどちらも扱う事象は異なるけれど、どこか閉鎖的な息苦しさがある。災害後6割の人が記憶障害になる世界。一方<ザ・タウン>での保安官の任務と町の住民の謎。宮部さんはSFもいいなあとしみじみ思う。

2011/11/24

Fondsaule

★★★★☆ 斉藤直子「白い恋人たち」、七佳弁京「十五年の孤独」、蘇部健一「硝子の向こうの恋人」、松崎有理「超現実な彼女」、高山羽根子「母のいる島」、船戸一人「リビング・オブ・ザ・デッド」、樺山三英「庭、庭師、徒弟」、北野勇作「とんがりとその周辺」、牧野修「僕がもう死んでいるってことは内緒だよ」、宮部みゆき「保安官の明日」10編のSF短編集。中でも七佳弁京さんの軌道エレベーターを人力で登るという作品が大好きだ。アーサー・C・クラークの「楽園の泉」をもう一回読みたくなった。

2020/08/11

まつじん

宮部みゆきさんの「保安官の明日」と松崎有理の「超現実な彼女」(代書屋ミラクシリーズ)が良かったです。松崎有理さんのミラクシリーズは一冊にまとまって出版される日を首を長くして待ちたいなぁ~

2012/04/25

bowmorelover

いやぁ今回も楽しませてもらった。今回は新人さんが多かったからどうかなと思っていたが、どれも面白く、また将来が期待できる人ばかりだった。あとは斉藤直子「白い恋人たち」は笑ったなぁ。あとはさすがの宮部みゆき。次回は東浩紀のクリュセの魚シリーズの完結編と山田正紀の中篇、期待して待ちますか。

2011/11/21

どらがあんこ

『庭、庭師、徒弟』が良かった。ゴツゴツしてて、でもガツガツ読める話が多くて楽しめました。

2018/11/23

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