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ポップ中毒者の手記(約10年分) (河出文庫)

ポップ中毒者の手記(約10年分) (河出文庫)

ポップ中毒者の手記(約10年分) (河出文庫)

作家
川勝正幸
出版社
河出書房新社
発売日
2013-01-09
ISBN
9784309411941
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ポップ中毒者の手記(約10年分) (河出文庫) / 感想・レビュー

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よきし

民衆文化を研究しながらポップに弱いとか意味の分からない弱点を持つ僕にはいろいろほほおとか、まったくわからんとか、とにかく刺激的な本でした。これを片手にいろいろ見ていくとまた見えてくるものがあるんだろうな。これを同時代で体感していた人からすれば、すごく残念な奴だろうけど、こういう出会い方もまたひとつと開き直って(笑)。最後の小泉今日子のインタビューで、この川勝さんという方の人となりや愛された人だった感じがビシバシ伝わってきたのがよかったけど、こんな亡くなり方は本当に周りの人もショックだったことだろう。

2013/05/16

midnightbluesky

無我夢中で渋谷系の映画とか音楽とか雑誌を追いかけていたころが(爆)

2017/03/05

はち

80年代後半から96年までのサブカルチャー界隈の展望。面白い。悲しいかなこの時代は思春期前なのでほとんど知らないことだらけだったが。この本続編があるし、文庫化予定なのでそっちはより楽しめるはず。解説のキョンキョンの文章が切ない。

2013/02/11

buy-obey-consume

90年代初頭、「世界同時渋谷化現象」はたしかにあった。ヴィンテージ映画の再評価、レア・グルーヴの発掘、過去音源からの夥しいサンプリング(及びスウェディッシュ・ポップやトリップホップ)が活発になったのは、日本だけでなかったことも事実である。ただし、世界はブリットポップやダンス/R&Bなどの隆盛で過去になく市場が大きくなったために、渋谷系のような本来アンダーグラウンドな文化すら水面に上がってきた気がする。この本は、過去のポップカルチャーをふり返り始めた時期があって、その黎明期に活動した人々の青春群像といえる。

サカモトマコト(きょろちゃん)

ポップ中毒者を自称する著者による評論、エッセイ集。 映画や音楽の話題が書かれており大変良かったです。 特にボアダムスの山塚アイさんのインタビューが面白かったです。

2017/04/20

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