長嶋茂雄語録 (河出文庫)
長嶋茂雄語録 (河出文庫) / 感想・レビュー
lonely_jean
編者は、長嶋の言葉がわかるという。私自身はどちらとも言い難いが、あえて言えばわかる気がする。名画、みたいなものではあるが。どこがどうというのではないがすごい…いや、やはり、絵よりは長嶋の技や言葉の方がわかる。気がする。
2024/03/13
コノヒト
"泣いた体験"より"喜んで笑った体験"を積み重ねれば、知らず知らずのうちに、打撃の奥義も身に付く、と言えるところが、さすが長嶋茂雄だと思った。ややもすると、失敗して痛い目を見た体験が技術の向上の糧になる、という風に言いがちな日本社会にあって、あくまで陽性な長嶋茂雄なのだと思った。思って、あとがきの『長島のキャラクター化』という言葉に接して感慨深い。
2022/01/01
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