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ON THE WAY COMEDY 道草 袖ふりあう人々篇 (河出文庫)

ON THE WAY COMEDY 道草 袖ふりあう人々篇 (河出文庫)

ON THE WAY COMEDY 道草 袖ふりあう人々篇 (河出文庫)

作家
木皿泉
出版社
河出書房新社
発売日
2014-02-06
ISBN
9784309412740
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ON THE WAY COMEDY 道草 袖ふりあう人々篇 (河出文庫) / 感想・レビュー

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野のこ

タクシードライバー八代さん 偶然のご縁が多すぎのような…面白い人を惹きつける才能はピカイチでした。幽霊まで乗せちゃうのは流石です。恋愛問題がお得意かはさておき、人情にじーんとなりました。『「ボクとお父さんの爪の形は同じだね。親子だから似ているんだね。」とか(血の繋がってない)息子が言うんですよー』の台詞に八代さんの困ったような嬉しいような表情が目に浮かんでぐっときました。もちろん笑もたっぷりあり。八代さんやさとりさんのタクシーに乗ってみたいです。

2017/08/26

おさむ

道草シリーズも3冊目。フツーの人びとの何気ない会話で、幸せな家族を描くコメディー。ホントに木皿さんの真骨頂ですね。ラジオドラマって人間の息遣いが感じられるので、あたたかくて好きです。これ、TV番組みたいに再放送してくれないかなあ〜。

2017/02/19

良いなぁ。とても良いです。ラジオドラマのシナリオ本なのですが、幸せな気持ちになります。ふとした台詞が心にしみます。「ちゃんと生きるってことは、自分をだまさないで生きてゆくことなんじゃないかなぁ」ラジオドラマも聞いてみたかったです。

2016/07/03

禿童子

人情タクシーの話が多いけど、最後の決めゼリフが「何のうらみがあって、おれをこんなに泣かせるんだよ」の回は、胸にじんとくる運転手の説教が聞きどころ。こんな運転手いまどきいないよなぁ、と思いながら読んでいるこちらもほろりとする。大人のファンタジーのラジオドラマ。ト書きのない台本はそのまま小説になる。「道草」シリーズはあと1冊出ているみたいなので最後までつき合おうかしら。

2019/06/23

ユズル

これ以前に2冊出されていたのですね。脚本家さんが書いてるだけあって、突飛なことのない、けど日常に潜む『ふふっ🤭』となりそうなことを、ラジオドラマ形式で構成されてた文章が読みやすかったです。そして、それぞれの方々のその後が気になったのでした。

2021/01/24

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