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まっすぐ進め (河出文庫 い 34-1)

まっすぐ進め (河出文庫 い 34-1)

まっすぐ進め (河出文庫 い 34-1)

作家
石持浅海
出版社
河出書房新社
発売日
2014-05-08
ISBN
9784309412900
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まっすぐ進め (河出文庫 い 34-1) / 感想・レビュー

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きっしぃ

連作短編集。恋愛要素ありつつの、日常の謎のロジカルな解決。左手に二つの時計を着ける女性、居酒屋で二本のワインをあける男女などを、人間の心理から見事に推理しちゃう川端くん。なかなかブラックなオチもあったけど、最終的には良いラスト。表紙からは、こんなストーリーだと思わなかった(笑)川端くんと高野さんの関係が素敵。左手に時計二つ着けたら、わたしも川端くんみたいな人と出会えたりしないかなー(笑)

2017/11/02

aquamarine

日常の謎を解いていく連作短編で、こういうお話は大好きです。でも謎が日常のものにしては少し重いですね。この物語は実は綺麗なラブストーリーでもあります。彼女が隠していることが気になって、一気に読んでしまいました。二人が幸せにまっすぐ進んでいくために、それがたとえ正しい答えでなかったとしても、彼は必要な答えを出してくれるにちがいありません。解説が東川篤哉さんなのですが、鵜飼探偵と朱美の会話で進むショートストーリー仕立てになっていてとても楽しく、得をしたような気持ちになりました。

2014/07/14

ピップ

童顔主人公と暗い過去を持つ高野さんの恋愛ミステリー連作短編。問題提起され、解決すべきポイントを洗い出し、可能性をつぶしていく、といういつもの石持さんらしい小説でした。今回は、それはありえんだろ、という結末もありましたが、全体的にはおもしろかったです。正解かどうかはわからないけれど、納得できて幸せになれる推理というのは、優しい感じでとてもよかったです^^

2023/03/02

信兵衛

真っ直ぐに前を向いて進む、というのは中々できることではありません。それについて行こうと決めた人に、エールを送りたい。

2020/08/30

すたこ

★★うーん、個人的に苦手なタイプの1冊。連作短編集の恋愛ミステリー。主人公たちの論理的思考が小難し過ぎて、全然入ってこなかった。ラストのお話はちょっと驚く感じで面白く感じたけど、やっぱり苦手だった。本来なら12月には読み終わりたかったけれど、どんどん長引いてしまった。。。

2018/01/09

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