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キシャツー (河出文庫 し 19-2)

キシャツー (河出文庫 し 19-2)

キシャツー (河出文庫 し 19-2)

作家
小路幸也
出版社
河出書房新社
発売日
2014-07-08
ISBN
9784309413020
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キシャツー (河出文庫 し 19-2) / 感想・レビュー

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しんごろ

北海道では、電車通学をキシャツーと呼ぶんだよね。そんな北海道を舞台。砂浜に真っ赤なテントを張って姉を探す光太郎。地元の高校生のはるか・よっしー・紗恵・あゆみ・のぞみ・りょっちーが、光太郎の姉探しのお手伝いをする。それぞれ、いろいろな重さを背負ってはいるが、そんな重さを感じさせない強さがあり、明るさを自分に分けてほしい。北海道の夏休みは短い。絶対、忘れられない夏の思い出になっただろうね。うむ、青春だあ。この子達が羨ましいし眩しいよ。【読んだ本登録1200冊目】

2024/01/31

相田うえお

★★★☆☆21003【キシャツー (小路 幸也さん)k】本ジャケに心奪われて読みたい本に登録したものの、なかなか本屋で見つからず...あれから◯年、Kindle本体も入手した事だし電子版で読む事に。本作品、キシャツー(汽車通学=電車通学)してる学生達の日常を覗き見した様な感覚になりました。『なんか羨ましいなぁ〜誰ともすぐ友達になれる年頃っていいなぁ〜』と。家を出て行った姉を探しにきた青年の為に友達が手助けするシーン、姉との再会シーンはじーんときました。特に大きな出来事があった訳でもないんですが良かった〜!

2021/01/03

chiru

北海道の海岸線を走るローカル線通学する高校生たちと、海岸にテントをはる東京からきた謎の高校生が過ごす、短い夏休み。 出会ったことで、劇的な何かが起こるわけではないけど、お互いに刺激を受けあって、抱えてる問題の答えを自分で見つけていく青春ど真ん中の作品。 この年代の不安や能天気さがリアルで、高校時代の思い出の中に戻ってしまうようでした。 わたしは、江ノ電の、車内と海と空がオレンジ一色になってしまう夕方を思い出して懐かしくなりました。 ★4

2018/05/26

たるき( ´ ▽ ` )ノ

ほんわかした空気があって、とても和むお話(*´ω`*)深い悩みを抱えていても、きちんと向き合っている登場人物たちがとても素敵だった!夏に読んだら、もっともっと爽やかさを感じられたかも。読んでよかった、としみじみ思った(*˘︶˘*)

2015/03/20

takaC

自分はキシャツーではなくチャリツーでした。 (これも手元の記録から復旧)

2017/05/11

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