Mother 1 (河出文庫 さ 31-3)
Mother 1 (河出文庫 さ 31-3) / 感想・レビュー
lotta7
『Mother』伝説のドラマの書籍版です。 登場人物のセリフの他に状況説明もされているので、ドラマのシーンが蘇る。ドラマを観ていなくでも、心が揺さぶられると思う。この著者はドラマ『woman』『わたしたちの教科書』の脚本も書いていた事を、今知りました。いずれも名作だと思う。
2017/11/15
たまみ
母親になることは簡単のように見えて難しいこと。奈緒、仁美、葉菜、籐子、芽衣…女性という同じ生き物だが、理由があり子どもを手放したり、血の繋がりがない子を我が子のように育てようとしたり、これから生まれる生命に戸惑っていたりと登場人物を見ていていかに難しいことと感じる。ドラマを断片的にしか見てないため、今後の話が分からないが彼女らが何に苦しみ、今後どういった決断にいたるのかとても気になる。
2016/01/02
りおりお
文字だけでも泣ける。 奈緒と継美が徐々に心を通わせていく感じ好き。 うっかりさんも好き。 何より幸せになって欲しい。みんなに。
桧山
ドラマから入った者です。実母の「嘘吐きでも信じるのが味方よ」この言葉が頭から離れられず購入。噛み締める様に頁を一枚一枚捲りました。母親という存在を明確に捉え切れない自分にとって、この作品が親とは何かを教えてくれた作品だと思います。肉体を交え受精が成功し親になる。とても簡単に見えて簡単ではない。自分に親になる資格があるのかどうか、何度も考えさせられました。子は親を成長させてくれると耳にしますが、ある程度自分の成長があってからでなくては子供は育てられない。無償の愛を捧げてくれる子供だからこそ大人でいなくては。
hash
◎(「わたしが一番嫌いな花です」この本書店に全然ないねぇ)
2024/02/06
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