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私の小さなたからもの (河出文庫 い 24-6)

私の小さなたからもの (河出文庫 い 24-6)

私の小さなたからもの (河出文庫 い 24-6)

作家
石井好子
出版社
河出書房新社
発売日
2015-01-07
ISBN
9784309413433
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私の小さなたからもの (河出文庫 い 24-6) / 感想・レビュー

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こばまり

あまりにも生き生きとしみじみとした文章で、すでにご本人が鬼籍に入られたことが不思議に思える程です。パリジェンヌをお手本にする読み物数あれど、大和撫子はこの方にもっと憧れてもいいのでは。

2015/01/23

これでいいのだ@ヘタレ女王

エッセイの一つが シャンソンを一曲聴いたような気にさせる不思議。全て読み終えるとアルバムを聴き終えたような充足感。 日頃のイライラでささくれ立った心が ベルベットのように 滑らかに変わる。美意識をもってエレガントに過ごす 大切さを感じる。レオナルド藤田 との 交流の話が 特に好き。藤田の 口調、しぐさ、が目に浮かぶようだ

2015/03/29

このエッセイもとても素敵で、お腹も空きました。「”何時か”では遅すぎる」というページが一番心に残りました。何時か何時かと引き延ばしにしていたら、永久にそれは出来なくなる。自分から求める。何度でも読み返したい本になりました。

2015/03/28

hachi18

初めて読む石井好子さんのエッセイは、愛情を沢山受けた人なのではないかと思わせる真っ直ぐで、日があたっているような柔らかさを感じさせます。ただそれだけではなく「何時かでは遅すぎる」「自分から刺激を求めなくては 人に遅れをとってしまう。」「ひまがないというのは、ひまを作らないだけの事ではないか。」と柔らかさだけではなく人生は有限であることも同時に書かれており、逆にこれも素直に染みました。

2016/05/20

かすみ

秘書のエッセイが、著者のチャーミングな一面をいっそう引き立てる。「〜オムレツのにおいは流れる」に書かれているような食道楽なところ、タオルはたっぷり使わねば貧乏っちいと言ってしまうところ、戦後を感じさせない明るさがある。

2020/10/02

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