江口寿史の正直日記 (河出文庫 え 8-1)
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江口寿史の正直日記 (河出文庫 え 8-1) / 感想・レビュー
夜長月🌙@新潮部
吉祥寺「闇太郎」の常連客・イラストレーターの江口寿史さんのリアル日記。江口さんが初めて闇太郎に行ったのは2002/1/28(月)。店名が怖くて10年以上も入るのを躊躇していたそうです。入ってみると江口さんの漫画「うなじ」の切り抜きが飾られていた。と。今もあるのか明後日行くので確認してみます。今では表のシャッターの絵も江口さんに由るものだし大将と大の仲良しのようです。(p276,277の写真は闇太郎の店内で撮られたものです。)
2019/08/13
sin
昔…白いワニに牽かれて消えていった漫画家がいた。やがてイラストレーターとして僕の前に戻ってきた。嬉しいことにちょこちょこ漫画も描いてくれていてそのたび僕は「えぐっちひさしいね」とつぶやきながら手にとってきた。そして今回解ったこと“心はまだ漫画者”だから毎日ぐだぐだ…いや、彼は創作の苦悩に浸り続けているのだ。僕は言いたい「貴方が悪いんじゃない!世間の流れが江口氏のリズムに合っていないんだ。」でも、本当にこれでいいのか:)
2015/07/17
Vakira
1999年 今から22年も前の4年間のマンガ家の生態。マンガ家の日記と言うと「失踪日記」「不条理日記」「鬱々ひでお日記」などの吾妻ひでおさんのホームレス日記が個人的に有名でしたが、江口さんの場合はどうなの?自称クズ男らしいです。読んでみるとなるほどね。結構週刊誌落としていたりする。マンガ家奮闘記と思いきやマジ日記です。江口寿史さんという人物が知れて嬉しい。江口さんの好きなもの:椎名林檎、モンティーパイソン、黒パグ、よく行く映画館は新宿のシネマカリテ。親友マンガ家、田村信。しっかしよく飲む。朝まで飲む。
2022/04/24
TATA
江口寿史さんといえば私にとっては「すすめ‼︎パイレーツ」なのです。小学生の時に兄の買ってくるジャンプで一番好きだった作品。連載が終わり残念がっていたら、次の「ひのまる劇場」はマッハで終わってた。白いワニがたくさんいた。かわいい女の子を描くイラストレーターじゃなくギャグ漫画家の江口さんが今でも好きなのです。そんな江口さんの20年ほど前のエッセイ。フツー、小説だと主人公の成長があるものですが、こちらでの江口さんはなんの成長もありません。映画と音楽とラーメンと酒の日々。だけどね、それが妙に面白いのでした。
2021/02/24
緋莢
「クズだ。クズの日記だこれは。」(「正直日記」本文より)ペットショップに入ったパグの仔犬を買おうかどうか迷い、椎名林檎のライブではプレゼントが当たらないでくれ と祈り、すっかりエロ本になってしまった「アクション」を見る度に虚しくなる。締切をぶっちぎっても描けない、コンビを組んだ原作者から説教されても描けない、でも、酒は飲む。そんな著者の1999年~2002年の日記に、山上たつひこの復帰作をアシスタントした実録漫画「金沢日記」、その続編の「金沢日記2」も収録。
2017/07/08
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