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大不況には本を読む (河出文庫 は 1-26)

大不況には本を読む (河出文庫 は 1-26)

大不況には本を読む (河出文庫 は 1-26)

作家
橋本治
出版社
河出書房新社
発売日
2015-06-08
ISBN
9784309413792
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大不況には本を読む (河出文庫 は 1-26) / 感想・レビュー

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金吾

読書の話より経済の話が主体でした。認識と理解は違うことや読書は行間を読むことが重要というのは全く同意しました。

2022/01/30

あまね

リーマンショック後すぐの出版なので、リーマンショックを軸に見解を述べられています。150年前からの経済の歴史の検証と見解にはじまり、『もしも、あの時こうだったら』の仮定を繰り広げ、本についてのお話は最後の最後にスパイス程度でした。表紙の題名の行間がすごくあいているのが、この本のテーマを表してるのでしょうかね。

2016/08/03

阿部義彦

過去に、中公新書ラクレから出ていたのの文庫化です。 経済の話が長いですが、要はパラダイムがシフトして、過去の常識が通用しないのが、わかってるのに、何をしたら良いのかが解らない日本の駄目加減ですか。自分で、切り拓く為にも読書は必要。どの本を読めとは言いませんどころか、兎に角何でもいいから読んでみて、その本の駄目さ加減からでも、勉強する事は何かある筈。文学が廃れたこの国を、新たにする為にも、図書館でも良いので「本を読むということ」をして時代を振り返りましょう、と作者は言います。極めて正論。

2015/06/16

(*>∀<)ノ))★

ほぼ経済の話。最後の章でやっとタイトルの『なぜ大不況には本を読む』が説かれている。本に書かれていない部分を読めるようになれという…

2016/03/18

うえ

「昭和末期のバブルがはじけて、日本人は「右肩上がりの時代は終わった」という認識を得ました…乗るか乗らないかは別問題ですが、「これはバブルかもしれない」と警戒する能力は、日本人の中に定着したと言っていいかもしれません。これは「進歩」です。やっぱり経験は人を賢くするのです」「なぜ、ヨーロッパの市民は革命を起こし、日本の町人は革命を起こさなかったのか?…ヨーロッパの市民には支配者と対立する必然があったが、日本の町人にはそれがなかったということです…対立するのは、利害関係があるからです」

2017/02/08

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