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永井豪のヴィンテージ漫画館 (河出文庫 な 34-1)

永井豪のヴィンテージ漫画館 (河出文庫 な 34-1)

永井豪のヴィンテージ漫画館 (河出文庫 な 34-1)

作家
永井豪
出版社
河出書房新社
発売日
2015-09-08
ISBN
9784309413983
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永井豪のヴィンテージ漫画館 (河出文庫 な 34-1) / 感想・レビュー

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夜間飛行

『あばしり一家』を読んでいて、作者は世間と戦いながら書いているのだろうと勝手に想像していたが、本書を読むとそういう苦労は感じられない。《あばしり一家ではホントにでたらめをやらせてもらいました》《混沌とした世界を描くのが好きなのです》…多少の苦労は吹き飛ぶほど創作意欲に身を任せていたらしいのだ。「何でもアリ」の世界からストーリーのある世界へと踏み出したのが『デビルマン』。この作品については《嵌っちゃって何を描いているのかわからなくなり、ヘトヘトの状態》だったそうだ。どうやら世間より自分との戦いだったらしい。

2018/10/13

akihiko810/アカウント移行中

永井豪の歴代の自作解説。印象度B+  滅茶苦茶な数の作品を残している永井だが、なかでも代表作を解説している。 永井は石ノ森のアシが多忙すぎて、自分の漫画を描く時間がなく、簡単にできるギャグ漫画家としてデビューした。最大5誌同時連載という仕事ぶりも、師匠ゆずりなのだろうか。 「ハレンチ学園」で叩かれまくったが、本人は、エッチだからではなく、教師(大人たち)の欺瞞を暴いたのが、世の大人たちの怒りに触れたのだろうと分析している。

2023/11/20

Vakira

数ヶ月か前NHKで僕の好きな映画監督園子温と永井豪の対談を見、「白紙をみると何か描いて埋めたくなる」との発言、還暦を過ぎた永井豪の根っからの創造魂とエネルギッシュさに拍手。たまたま本屋でこの本を見つけ、嬉しいやら、懐かしいやら早速購入。幼少の記憶が蘇る。代表作「デビルマン」はSFとして最高の作品だと思うし、悪魔vs人間の戦いが段々エスカレートして人間の心こそが悪魔の様だったところなど、かなりトラウマになった記憶あり。そしてエロさも。あばしり一家の菊の助の裸体シーンを見て○○○が硬くなった懐かしい思い出。

2015/10/07

アズル

永井豪先生の作品をちゃんと読んだことがなかったので、この本を読みつつ、「デビルマン」を読みました。永井豪先生、過剰なくらいに創作意欲まんまんな方なんですね!他の作品も読んでいきたいと思います。

2015/12/21

hanchyan@深読みしてなんぼ

あっという間に読んじゃった。まあまんがのページけっこうあるからな。デビルマンとマジンガーZを同時に週刊連載してた天才の自作回顧・解説・エッセイが面白くないわけない、ましてや昭和に生まれた男子ならなおさらだ!(笑)。巻末のリストを見てると読みたくなる作品がいっぱいで困る。「あばしり一家」「へんちんポコイダー」は家中さがせばどっかにあるはずだ。「イヤハヤ南友」もたしか復刻されてなかったけ?となるとやっぱり最大の困難は「心霊探偵オカルト団」か。う~む・・・

2015/11/03

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