感じることば (河出文庫 く 13-1)
感じることば (河出文庫 く 13-1) / 感想・レビュー
カピバラ
読みやすく、面白いエッセイだった。「すべての男の母になる」と「子育ての掟」の章が特に気に入った。あと、アサイチのイノッチの話も良かった。
2016/07/16
ばんだねいっぺい
黒川さんって感性がこまやかで、凄い文章を書くなぁと感心する。「ヒ」が「火」なのも「7」が特別な数字なも身体が決めていると思うと不思議だ。頭と身体が分離し過ぎの「頭でっかち」をもう少し良くしたい。
2018/01/11
*
今の日本語は、やまとことばとカタカナ語が複雑に混在する。それは決して「衰退」ではなく、その分だけ表現できる語感も増え「豊か」になっている。そう考えると、書くことも話すことも、より大切にしたくなる▼読み終えて、私は対話を通して、闇の中で自我を浮き彫りにしているのだと感じた。どう彫るかは自分次第だけれど、手元を照らしてくれるのは他者の存在という光だ▼「<嬉しい>と<楽しい>の違いは?」「<好き>と<愛してる>の違いは?」...そんなささやかな興味本位でも、より多くの人に読まれてほしい言語哲学。
2020/03/23
みっちゃんondrums
エッセイ。「女は、ことばで満たされる。思い知れ、男たち。」という帯に惹かれたけれど、期待したほどのインパクトはなかったかな。「好き」は、今現在の状態を表す言葉で、「愛する」は、未来も好きでいるという能動的な意志を表す言葉だという。確かに。筆者ができ過ぎた女性で、ちょっと良い子的な感じがした。職場の男に対しては母になってしまえばやりやすいとか。
2016/07/31
友蔵
不思議な感覚を持ちながら読みました。男性脳で女性脳を読んでいるからなのだろうか?しかしながら、なんと心地よいのだろう。。
2016/10/03
感想・レビューをもっと見る