チャイとミーミー (河出文庫 た 25-2)
チャイとミーミー (河出文庫 た 25-2) / 感想・レビュー
ひろ
チャイ(猫)と谷村志穂さんとの二人暮らしからスタートし、結婚して二人と一匹の暮らしになり、娘さんが生まれて三人と一匹の暮らしになり、ミーミー(猫)が加わって三人と二匹の暮らしになった、22年間を綴ったエッセイ。これまで猫との暮らし書いたエッセイをたくさん読んだが、これほど心に迫るエッセイはなかったと思う。欲を言えば、チャイとミーミーの写真がもっと多く掲載されていれば嬉しい。全ての猫好きさんにお勧めします。最後は号泣です。
2018/12/16
むつこ
独身時代から一緒の愛猫チャイが老年期を迎え、伝えたくなったと語る素敵なエッセイ集。我が家にも猫がいるが同じように猫ならなんでもよかった「言葉もなしに響き合う時間」に私の心も柔らかで温かくほぐれて静かに共感。飼い主と猫の関わり方は色々だけど同じ猫好き仲間だと思うと同士のようだ。オススメです。
2019/03/25
またさか
お気に入りさんの感想が気になって読みました。数年前実家の近くに捨てられた子猫を拾って貰い手を探したけれど誰も見つからなくて。すでに3匹飼ってる親友が好意で飼ってくれることになった。その名前がチャイ。そんな思い出があるからタイトルがもう読むしかないと感じた。読んで見たら本当に読んでよかったと思う。ただかわいいから飼うんじゃない。一生の付き合いをする覚悟が必要。ペットを飼うってそういうことだよなって改めて思った。チャイの飼い主にもすぐにオススメしたけど、読んでくれたらいいなあ。
2017/08/31
kan416
猫と作家さんの物語。言葉遣いや表現力に圧倒。最後は、わかっていたけれど、それ以上に号泣。猫の気持ちと作者の素直な思いが交錯している素晴らしい1冊。今年1番。
2017/12/13
れーこ
かわいい表紙に惹かれて手にとってみました。 女性の一番変化のある時期を一緒に生きた猫との暮らし…を赤裸々に書いているのですが、猫を飼う上でオイオイと思うことがいっぱいあり(時代もあると思うのですが…) なかなか飲み込めず。 でも、いくつか掲載されている猫ちゃんたちの写真のお顔がとても穏やかだったのと、 二十二年連れ添ったことがすべてなのかな、と思いました。
2024/10/24
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