スカートの下の劇場: ひとはどうしてパンティにこだわるのか (河出文庫 う 3-1)
スカートの下の劇場: ひとはどうしてパンティにこだわるのか (河出文庫 う 3-1) / 感想・レビュー
寂しがり屋の狼さん
スカートの下の限られた世界で、これだけ語れるものかと感心しました(*^.^*)30年前に書かれたものなので、現在とのズレを感じるところもありますが、他人に聞けるような話しでもないので覗き見をしているような感覚に(笑)下ネタは書かれてるけど、いやらしくは無いし。難しい表現も多く全てを理解するには、もう少し時間がかかりそうです。(*^.^*)
2019/10/08
けいご
パンチラを見ただけで浮立つ男性諸君!カラフルな布地にファンタジーを見出す文化は何故ゆえ根付いたのだろうと思わないかい?男女のパンティに対する考え方が大きく違い、それぞれのアイデンティティまで発展してきたのはそこに積み重ねれてきた語られることのない歴史が存在している。そしてその事実は1人の人間としてとても興味深い!そんな1冊ですw★たかがパンティ。たかがと言うなれば何故人はそこに様々な感受性を見出すのであろうか?人間とはなにか?を歴史の中から紐解いていこうとすればするほど面白い生き物だな〜っと思いましたw
2023/10/26
阿部義彦
上野千鶴子さんの出世作が装いも新たに新装版として河出文庫から出ました。表紙も寺本愛さんの乙女チックなイラストです。巻末に著者による自著自解も新たに付け加えられてます。女性の下着のみならず男性の下着の選択権は母親が握っていて、白のブリーフのみで、そこから男性は自分で選んでトランクスに乗り換える、これは自分のみならず殆どの男性は身に覚えがある事ではないでしょうか?そしてこの時代は洗濯をするのも母親でしたので、息子の下半身事情はほぼ筒抜けに管理されている。そこからの発展など今読んでも面白く古びてない名著です。
2019/05/03
karutaroton
30年くらい前の上野千鶴子さんの著作の新装版。パンティーって、今も言うんだろうか?亀仙人のネタと思ってる人もいるんじゃなかろうか。それはともかく、なぜ女性の下着があんななのかを男女の非対称性の観点などから論じてます。今となっては違うというのもあるけど、なかなかおもしろく、最後に2019年の著者解説もあります。下着の写真や過激な表題が頻繁に出るので、外で読むのは注意が必要です。
2020/07/30
あまみ
【読んだのはソフトカバーの方】著者の上野千鶴子さんは以前新聞の人生相談の回答者もなさっていて面白く特異な回答をしていたことを思い出した。私の好きな文化人の一人です。本書は読む程に面白く興味をひかれた。タイトル「スカートの下の劇場」の「下」は、「中」か「内」ですな、内容的に。この本が出版されたのが1989年、35年前。表紙カバーの裏に上野さんの当時の写真もあり、当時も美人であります。▽本書ではカタカナが多様されて、しかも意味が解らないものが多かった。それがネックでありました。
2024/09/14
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